2014年5月22日木曜日

全然違う業界の商品が影響を受けているなんて

ネットの情報や技術は日々めまぐるしく進化・変化しているのですが
その中で興味深いコラムを見つけましたので紹介します。

通常、自社商品が売れなくなったとして考えられる原因は、
 ・他社商品の方が優れているから
 ・他社商品の方が安く販売されているから
 ・他社で新しい商品が出たから
 ・その商品の業界自体が古くなってきたから
など、様々なことが考えられます。

しかし全くの異業種商品が自社商品を脅かしている事実もあると
下記のコラムで分かりやすく紹介されています。

なぜスマホの普及でガムの消費が低下するのか?
http://ascii.jp/elem/000/000/894/894520/

コラムによると、「富士通フォーラム」の初日に富士通の山本正已社長が
「ガムの販売量が、先進国において落ち始めている」と触れたのです。

その理由が言われて初めて気づいたガムの役割でした。
「ガムの需要には、待ち時間の暇をつぶすという役割があった。
だが、その立場を奪ったのがスマホ。
この説は正しくないかもしれないが、ここに真理がある」と。

なるほど、ガムにとって変わるのはキャンディやチョコレートなどの
口の中を満たしてくれる食べ物ではなく
待ち時間=暇つぶしの時間を埋めてくれるモノや行為まで当てはまるのだと!

競合は意外なところにあるという問題提起をしてくださった
考えさせられるコラムなのでした。